MuRA blog: スーパープレゼンテーション

たまたま見たEテレの番組がとても印象的だったのでご紹介。
「スーパープレゼンテーション」という、アメリカのプレゼンイベントを追う語学教養番組で
さまざまな分野の”いま世界を変えようとしている人たち”が毎週登場するというもの。

”Why city flags may be the worst-designed thing you've never noticed”
（市の旗が猛烈にダサくても見向きもされないワケ）

今回はアメリカの人気ラジオ番組DJが各都市のユニークな「市旗」を分析しながら
デザインの本質に迫る、という内容。ビックリ旗たちの登場には会場も爆笑（と苦笑）で、
最初は何気なく見ていただけだったのですが途中からは前のめりで視聴していました。
番組ホームページのコチラで再度ご覧いただけるみたいですのでぜひ！18分のVTRです。

冒頭の「（センスの良い）旗デザイン 5つの基本」とは以下のとおりだそう。

1 シンプルであること
2 意味をもっていること
3 定番色2～3色に厳選されていること
4 文字や紋章が使われていないこと
5 ユニークであること

離れたところから見てごちゃごちゃっとしているものはNGみたいですね。たしかに。
「こうした基本は旗だけの話ではない。それが理解できれば
こだわり抜かれたデザイン性に気づくことができる。デザイン全般への理解が深まり
デザインを意識すると世界がキラキラして見えてくる」とも言っていましたよ。

離れて見たときの、全身のトータルバランスも考えて作られている眼鏡もたくさん！
細部まで計算しつくされたデザインと機能性を両立させるデザイナーってすごいなあ・・・
その人自身の「顔」となり、センス良く見せてくれたりイメージ作りにも使えるアイウェア。
ただしその逆もあるということですので要注意。

ぜひ、あらためて、アイウェアデザインそのものに注目していただけたらと思います。